世界の情報発信基地であるニューヨーク。 その若者たちの素晴らしいアイデアの泉であるニューヨーク大学、コロンビア大学それぞれの芸術学部 との交流をスタートさせて、その成果が徐々に現れている。一例として、1998年にニューヨーク大学の スタディツアーに参加した浅田政志さんは三重の高校から日本写真映像専門学校に入学をし2年次の冬に この研修に参加したのであった。当時、大学から出されたテーマは「アイデンティティ」であった。 「あなたは誰なのか?」このテーマで写真を学ぶレッスンを受けたのであった。 浅田さんはこのテーマに「日本の日の丸弁当」のアップの写真を提出した。 彼の家庭ではこの種の弁当が定番であったのだろう。写真の画面いっぱいに梅干しがひとつ。 この作品はニューヨーク大学での合評で好評を博した。シンプルで且つ大胆な発想が認められたのであった。
この評価が浅田さんに自信となり彼は研究科に進み、東京へ上京。 スタジオ勤務を経て現在は日本でベスト10に入る写真家として2009年には「浅田家」として 第34回木村伊兵衛賞を受賞し活躍している。 まさに「感受性が強い若い時代に映像表現の教育学」を学ばせる教育ビジョンを打ち出した 学校法人創真総合技術学園理事長であった宗澤 政宏の挑戦と成果の現れであった。 このスタディツアーは確実に顕著な結果が出ている。 「詰め込む日本式の教育に対し引き出す教育が必要である」と常々、宗澤 政宏は「個を重要視し、 自分らしさを表現しながら人に喜んでいただく気持ちが教育には大切である」と確固たる教育論を持ち 若者たちの教育に打ち込んできたのである。その方針が日本写真映像専門学校を卒業した若者たちに 受け継がれ、今まさに少しずつであるが花が咲き始めているのである。この宗澤 政宏の功績は大きい。 次回にはまた違う卒業生を取り上げてど紹介したい。